型染 ~ 日本の美
22/6/15(水)~22/8/4(木)
文化学園服飾博物館
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紙や木の型を使って布に文様を表す型染は、日本の豊かな染織文化の中で古くから行われてきた。型による文様には整然とした模様配置や反復の諧調など、特有の表現や美しさを見出すことができる。ものの形を巧みにとらえて単純化、デフォルメした図案は、型の使用という制約があるからこそで、かえってそのものの本質を印象深く表すことができ、日本人の文様に対する独特の美意識も感じられる。本展では、小紋、板締、型友禅など、藍一色の精緻なものから多色を用いた華やかなものまで、さまざまな型染の服飾を紹介する。