佐藤美術館収蔵品展 ―現代作家の描く風景―
22/5/10(火)~22/6/26(日)
佐藤美術館
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同館では定期的に収蔵品展を開催し、そのコレクションを広く公開をしております。
今回の収蔵品展のテーマは「現代作家の描く風景」。現代作家28名の描いたさまざまな風景画を展示する。風景をテーマとした作品では、大きさや素材・技法の違いによって多様な表現が試みられている。幅3メートルを超える大作ではその大きさを生かした雄大な自然を描くことができ鑑賞者を圧倒する。逆に小品では色々な要素をはぶくからこそ過去にどこかで見たような親近感のある風景が現れる。描かれている対象は、実存する場所だけでなくイメージから構成された架空の地であることもある。それは穏やかな海辺や遠くまで美しい眺めの続く山だったりする。この取材地選びの傾向も作家の特徴を形成する。またじっくりと作品を見つめているとそれぞれの作家が作品に託した哲学的な一面を感じ取ることもあるだろう。
現代作家による多彩な風景作品をお楽しみいただきたい。