菅 木志雄「有でもなく無でもなく」
22/6/29(水)~22/7/11(月)
スパイラル
![](/shared/materials/116f9f6b-6d95-4ad1-8e37-c1597c7afe2c/origin.jpeg)
《積層空間》Layered Space 1968 / 2021 「菅木志雄展 〈もの〉の存在と〈場〉の永遠」(岩手県立美術館)展示風景より ©︎Kishio Suga, Courtesy of Tomio Koyama Gallery
この度、60年代末~70年代にかけて起きた芸術運動「もの派」の主要メンバーであり、戦後日本美術を代表するアーティスト、菅木志雄の個展「有でもなく無でもなく」を開催する。
菅は毎年精力的に個展を開いているが「同じことはやらない」ように毎回異なる関心を持っている。本展では、「有でもなく無でもなく」、「ものは定まった存在でなく(空)、常に変化し続けている」ことに着目し作品を展開。壁面の立体作品含め全て最新作で発表する。
世界はもっと果てしないが、認識しないと世界は見えない。菅は、私たちが見過ごしがちな側面に根源的な気づきをあたえ、アートという方法を用いて世の中に問いかけ続けている。