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ゲルハルト・リヒター

22/10/15(土)~23/1/29(日)

豊田市美術館

《アブストラクト・ペインティング》 2017年[CR 952-4] 油彩、キャンバス 200x250 cm 作家蔵 ©️Gerhard Richter 2022 (07062022)

今日もっとも注目を集める画家ゲルハルト・リヒター。日本の美術館では16年ぶりとなる大規模な展覧会である。
リヒターは1932年にドレスデンに生まれ、1960年代にデュッセルドルフの芸術アカデミーで学びます。そのころから一貫して絵画を手掛けながらも、身近な写真を拡大して描く〈フォトペインティング〉、ガラスや鏡を用いた作品、巨大なカラーチャート、そして抽象絵画など、今日絵画が持つ可能性を最大限に展開しながら、わたしたちがイメージを思い浮かべ、見つめ、そして作り出す、その条件自体を問う制作を続けてきた。それはまた、第二次世界大戦からの東西分裂と統一を経験した自国ドイツの歴史も背景に、イメージがいかに真実性を持ち得るかを検証する長きにわたる実践でもあった。
リヒターが90歳を迎える年に開催される本展は、彼が大切に手元に残してきた作品を中心に、60年にわたる画業を紹介。なかでも、アウシュヴィッツの強制収容所でひそかに撮影された写真を出発点にした〈ビルケナウ〉は、2014年にようやく取り組むことができたと画家が語る集大成的な作品だ。これまでヨーロッパ各地、そしてニューヨークで展示され、さまざまな議論を呼んできましたが、アジアでは初めて公開されることになる。
60年代の〈フォトペインティング〉から初公開となるドローイング、豊田会場のみ展示される2022年の最新作、あわせて約140点による待望の回顧展。豊田市美術館ならではの特徴的な空間での展覧会に注目だ。

開催情報

ジャンル
美術館

10:00〜17:30、月曜日(2023年1月9日は開館)、年末年始(12月28日〜1月4日)休館

※入館は閉館の30分前まで

料金

一般1600円、高校・大学生1000円、中学生以下無料

※オンラインチケットは100円割引、20名以上の団体は200円割引(他割引との併用不可)
※ 豊田市内在住又は在学の高校生、豊田市内在住の75歳以上、障がい者手帳をお持ちの方(介ぞえ者1名)は無料(要証明)
※その他、観覧料の減免対象者及び割引等については要問合せ

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