第4回 赤塚一三展
22/11/9(水)~22/11/15(火)
松坂屋名古屋店 美術画廊

第三期の華やかな幕開け
私はこの40年程の間に、赤塚氏の個展を12回観てきましたが二つの時期に分けられると考えます。はじめは愛知県立芸術大学の学生時代からフランス留学、長久手の自然に触れた「自然への憧憬の時代」、次は帰国後から前回の松坂屋個展と今年観た岐阜県美術館企画の日本洋画 美の系譜まで。これを「両洋の確認の時代」と勝手に呼んでいる。
さて、今回の個展に先立ち、昨年春に神奈川の大磯に移した、氏のアトリエを訪問した。新しい作品を観て大変驚いた。そしてまた大きな変化の兆しを感じ取った。
これから赤塚氏の新たな時代が力強く始まろうとしている。
そこに多くのひとに立ち会っていただきたい。
作家 村瀬継弥