ボッティチェリ特別展《美しきシモネッタ》
22/12/1(木)~23/1/31(火)
丸紅ギャラリー

本展はサンドロ・ボッティチェリによるテンペラ(*)画《美しきシモネッタ》1作品のみを展示するものです。 この作品は、 日本にある唯一のボッティチェリ作品として、 1969年に英国から輸入して以来53年間、 丸紅が所蔵してきました。 本展では、 生誕570周年を迎えるシモネッタの生い立ちや、 この作品の来歴、 他のシモネッタの肖像画との比較による《美しきシモネッタ》の制作年に関する新たな推論等、 様々な角度から一枚の絵画の魅力を浮き彫りにしていきます。
(*)テンペラ:主として卵黄と粉末状の顔料を混ぜた絵具、 それを使用する技法のことを指す。 中世に登場し、 イタリアでは15世紀末まで主に使われた。