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佐伯祐三 自画像としての風景

23/1/21(土)~23/4/2(日)

東京ステーションギャラリー

大阪、東京、パリ。3つの街で、画家としての短い生涯を燃焼し尽くした画家、佐伯祐三(1898-1928)。2023年に生誕125年を迎える佐伯の生涯は、多くのドラマと伝説に彩られている。彼が生み出した作品群は、今なお強い輝きを放ち、見る人の心を揺さぶらずにはおかない
1898年に大阪で生まれた佐伯祐三は、25歳で東京美術学校を卒業し、その年のうちにパリに向かう。作品を見せたフォーヴィスムの画家ヴラマンクから、「このアカデミック!」と怒声を浴びたことが、佐伯を覚醒させる。2年間の最初のパリ滞在中に、ユトリロやゴッホらからも影響を受け、佐伯の作品は大きな変貌を遂げていく。1年半の一時帰国を経て、再渡欧したのは1927年のこと。このとき佐伯は29歳になっていた。パリに戻った佐伯は、何かに憑かれたかのように猛烈な勢いで制作を続けるが、結核が悪化して精神的にも追い詰められ、1年後にパリ郊外の病院で亡くなった。
佐伯にとってパリは特別な街だった。重厚な石造りの街並み、ポスターが貼られた建物の壁、プラタナスの並木道、カフェ、教会、さらには公衆便所までが、傑作を生み出す契機となった。また、多くの画家たちや作品と出会い、強い刺激を受けたのもパリでのことだ。一方で、生誕の地・大阪、学生時代と一時帰国時代を過ごした東京も、佐伯芸術を育んだ重要な街だった。本展では3つの街での佐伯の足跡を追いながら、独創的な佐伯芸術が生成する過程を検証する。

開催情報

ジャンル
美術館

10:00〜18:00(日時指定予約制)、月曜日休館(3/27は開館)

※金曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
※入館時間枠は下記よりお選びください(予約枚数に達し次第売り切れ)
①10:00~11:00
②10:30~11:30
③11:00~12:00
④11:30~12:30
⑤12:00~13:00
⑥12:30~13:30
⑦13:00~14:00
⑧13:30~14:30
⑨14:00~15:00
⑩14:30~15:30
⑪15:00~16:00
⑫15:30~16:30
⑬16:00~17:30
⑭金・土曜のみ17:00~18:30
⑮金・土曜のみ18:00~19:30

料金

一般1400円、高校・大学生1200円、中学生以下無料

※展示室内の混雑を避けるため日時指定制を導入し、各時間で入館人数の上限を設定しています
※館内でも当日券をご購入できますが、土日祝など混雑する時間帯は入館をお断りする場合があります
※無料に該当する方や招待券/招待ハガキをお持ちの方は直接美術館へお越しください(予約等不要)
※障がい者手帳等持参の方は100円引き(介添者1名は無料)
※学生の方はご入館の際、生徒手帳・学生証をご提示ください

出品作家

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