小橋順明展 ceramic sculpture「存在」
23/1/21(土)~23/1/29(日)
松坂屋名古屋店 美術画廊
「存在」
小さい虫を写実的に表現することにこだわるのは技巧の喜び以上に「存在」が気になるからです。
実際、技巧などありません。失敗しながら、愚直に、できるまで、諦めずに作り続ける毎日です。
そうやって作られた陶のサソリは、本物のサソリ以上にサソリかもしれないし、本物以上に生命を讃えているかもしれない。そうなる理由が「本物ではないから」だとしたら、存在するとはなんと不思議な出来事でしょうか。
レディメイド(既製品)との組み合わせも、実際に目の前に在る物質としての作品と、あなたの中の、例えばサソリやお皿が、脳内で、どういう化学反応を起こすだろうか、そんなことが気になって取り組んでいる表現です。その美しい反応の火花を感じたいがために私は何かを作り、発表しているのです。ぜひご高覧ください。
小橋順明

