旅するチバラキ ~連作《水郷めぐり》の全貌~
23/2/10(金)~23/4/23(日)
茨城県天心記念五浦美術館

大正6年(1917)に4人の日本画家、飛田周山、水上泰生、山内多門、勝田蕉琴によって描かれた連作《水郷めぐり》は、利根川流域から茨城県南部の旅行をもとに生まれた作品だ。画家たちは各所で写生し、それぞれ幅六尺(=約180㎝)前後の横長の画面に仕上げた。本展覧会では、水郷の湿潤な空気を伝えるような、墨の描写を主とした文人画調の連作31図を一堂に公開する。今はもう失なわれてしまった、およそ100年前の利根川流域、茨城県南部の風景を、旅情とともにお楽しみいただきたい。
※会期中、一部展示替えあり。
※前期=3月19日(日)まで、後期=3月21日(火・祝)から