巡りゆく時の中で 野地美樹子日本画展

40代も半ばを迎え、画家としても親としても相変わらず壁にぶち当たっては試行錯誤を繰り返しています。アートワークにおいても、どうしたらもっと良くなるのかと模索しながら筆を動かし続けています。
最近は静物よりも風景を中心に描くようになりました。雄大な風景を目の前にすると、心が大きく揺さぶられ、全身が奮い立つような思いに駆られることがあります。この感動こそが新たな作品への意欲と挑戦を促してくれています。
時代の変化に翻弄されそうになることもありますが、気負わずにチャレンジしていきたいです。
そして、私らしさのある作品をこれからも描き続けていきます。
野地美樹子