張諒太展「黒 刻 希國 / 輝 刻 劇画」
23/4/4(火)~23/4/9(日)
KUNST ARZT

Sanctuary of Apollo No,1 2020 単色木版画、プレス機刷り イメージサイズ、70×180cm
張諒太は、劇画調に彫り描く木版画を通して、異文化を考察するアーティスト。現存する古代ギリシャ文化の遺構を取り込んだ横幅180㎝のダイナミックなパノラマ木版画「Sanctuary of Apollo No,1」(2020)は、歴史的人工物と自然の対比が劇画調木版とリンクし、風景画とは思えない動的エネルギーを内包している。本展メインルームはその同シリーズの新作を加え、360度の大パノラマビューの構想である。サブルームはギリシャ神話のヘラクレスの物語「レルネのヒュドラ」を劇画調木版で表現する。