空海 KUKAI ―密教のルーツとマンダラ世界
23/4/13(木)~23/6/9(金)
奈良国立博物館

国宝 金剛般若経開題残巻 空海筆 (奈良国立博物館)
空海の生誕1250年を記念して、奈良国立博物館の総力を挙げた展覧会を開催する。
「虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば、わが願いも尽きむ。」(『性霊集』巻第八)
(この世の全ての物が消滅し、仏法の世界が尽きるまで、私は人々が救われることを願い続ける)
空海が人々を救うためにたどり着いたのは密教であった。本展では、空海がもたらした密教の国際的なルーツを辿るとともに、空海が伝えたマンダラの世界を展示室に展開し、その偉業を顕彰する。