絵本作家 谷口智則展 ~いろがうまれるものがたり~
23/8/5(土)~23/9/3(日)
美術館「えき」KYOTO

「海外の絵本作家の展覧会を見て、たとえ言葉が通じなくても、世界中の子どもから大人までたくさんの人に、想いや感動を伝えられる絵本が作りたいと思った。」と語る大阪在住の絵本作家、谷口智則。
金沢美術工芸大学で日本画を専攻しながら、絵本作家になる夢を追い、独学で絵本作りをはじめる。
黒い紙に6色のアクリル絵具で色深い独特な世界を描き、2004年『サルくんとお月さま』で絵本作家デビューを果たした。サルくんが森に落ちて泣いているお月さまを、自分の得意な木登りで空に返して笑顔にしてあげたというストーリー。大人気の『100にんのサンタクロース』は、子どもの数だけサンタがいたら…世界中の全ての子どもたちのところにサンタが来るような世界になればという願いを込めた絵本だ。
現在は絵本の世界にとどまらず、カンボジアへの絵本支援、保育園や幼稚園、動物園の壁画やモニュメントの制作をはじめ、四條畷市PR大使としてサンタクロースのオブジェで地元の観光や街巡りのプロジェクトに貢献。また、ライブペインティングやワークショップの開催、ギャラリー&カフェを経営するなど幅広く活躍中だ。
本展では、新作を含む約20タイトルの絵本から原画を中心にサンタの立体など約250点の作品を紹介。また、展覧会オリジナルグッズの販売をはじめ、サイン会などイベントも多数開催する。