トルコ共和国建国100周年記念 山田寅次郎展 茶人、トルコと日本をつなぐ
23/8/11(金)~23/11/19(日)
ワタリウム美術館

明治時代の青年たちは、更なる魅力ある日本を求めて、 世界へ出て見聞を広めた。
1890年、日本に到着したオスマン帝国軍艦・エルトゥールル号が、帰路、台風で乗組員のほとんどが命を落とした事故に心を痛めた青年、山田寅次郎は義捐金活動を開始、集めた義捐金を持参しオスマン帝国へと向かった。 わずか24歳の目に映ったのはオスマン文化の荘厳さと人々の暖かさだった。 本展は、山田寅次郎という明治の人物を介し、日本とトルコという異なる歴史を持つ2つの国が交流する様子を伝えながら、相手の文化を深く尊敬することの大切さを感じる機会になるだろう。