石川真生 ─私に何ができるか─
23/10/13(金)~23/12/24(日)
東京オペラシティ アートギャラリー

〈大琉球写真絵巻 パート9〉より 沖縄でバイレイシャル(ミックスルーツ)として生きること 2021
沖縄を拠点としながら国内外で広く紹介され、精力的な制作活動を続ける石川真生(1953-)の生涯にわたる作品を展示し、制作の実像に迫る、本格的な個展を開催する。沖縄をめぐる人物を中心に、人々に密着した作品を制作し、被写体となる人々に耳を傾け、立場を越えて取材することで引きだされるリアルな人間像は、沖縄の現実を生々しい切り口で暴き出している。その時々の人間との出会いをきっかけに、立場を越えて写真を撮り続けているスタイルは、早くから確立されてきた。〈アカバナー〉など既発表の代表作のほか、作家蔵のヴィンテージ・プリントを公開する。いまもなお新たな制作に向けて取材を続けている石川の、総数約200余点の写真を展示することで、作家が築き上げてきた独自のまなざしを紹介する。