Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

「今村源 遅れるものの行方」展

23/11/3(金)~24/1/28(日)

水戸芸術館現代美術ギャラリー

今村源は、普段、気にも留めないありふれたものに、少しの隙間を加える、あるいは天地を入れ替えたり裏返したりすることで、ユーモラスな造形でありつつも、その軽く透明感のあるイメージから一転、日常と表裏一体にある深遠な世界を観る人に想起させる作風で広く知られている。ボール紙、発泡スチロール、石膏、針金やビニールなど、およそ彫刻らしからぬ軽い素材で、浮遊感溢れる「彫刻」を制作してきた今村の作品の根源には、彼が関心を寄せる森の地下に菌糸を張り巡らし、ときおり地上に姿を顕すキノコの世界がある。人間には見えない世界で、しかし確実に世界と共生し、世界を支えている菌類へと向けられた今村の思索は、私(個)を超えて連綿と続く生命の営みへと広がっていった。本展は、1980年代前半より京都を拠点に制作活動をスタートさせ、いずれにも寄らない独自の哲学的作風で早くから注目を集めてきた現代美術家・今村源の10年ぶりとなる美術館の個展となる。

開催情報

ジャンル
美術館

10:00〜18:00
月曜日(ただし、1月8日は開館)、12月9日(土)、12月10日(日)、12月27日(水)~1月3日(水)、1月9日(火) 休館

※入館は閉館の30分前まで

料金

一般900円
団体(20名以上)700円

※高校生以下・70歳以上、障害者手帳などをお持ちの方と付き添いの方1名は無料。証明書が必要です。
※1年間有効フリーパス→「年間パス」2,000円
※学生とシニアための特別割引デー「First Friday」(学生証をお持ちの方と65〜69歳の方は、毎月第一金曜日100円)

出品作家

お問い合わせ

アプリで読む