倉俣史朗のデザイン ――記憶のなかの小宇宙
23/11/18(土)~24/1/28(日)
世田谷美術館
倉俣史朗《ミス・ブランチ》1988年 富山県美術館蔵 撮影:柳原良平 © Kuramata Design Office
倉俣史朗(1934-1991)は、今なお世界から高い評価を受け、影響を与え続けているデザイナーだ。アクリルやガラスのほか、建築用金属素材も用いた家具やインテリアの仕事は、見るものを日常の外へと誘いだす力を持っている。東京では20数年ぶりの個展となる本展覧会では、初期から晩年までの作品に加えて、その制作の背景となる夢日記やスケッチも紹介。倉俣史朗という人物に改めて向き合う機会となることを願う。