となりの国の絵本 躍動する韓国イラストレーションの世界
23/11/18(土)~23/12/24(日)
横須賀美術館
本展は、現代韓国の絵本の世界を代表する9人の作家の作品約200点を紹介するもの。
KPOPやK文学など、日本でも、韓国の様々な現代文化が支持を集めているが、絵本も例外ではない。韓国絵本は近年、国際的な絵本コンペの場で受賞を重ね、国境を超えて、ますますその存在感を強めている。
とくに2020年代に入ってからは、国際アンデルセン賞画家賞を受賞したスージー・リー、ブラチスラバ世界絵本原画展 金のりんご賞を受賞したイ・ミョンエなど、多数の韓国人絵本作家が話題をさらった。
本展は、このような活況を呈する韓国絵本を日本で初めて、まとまった規模で紹介する展覧会となる。上記の作家をはじめ、韓国絵本の躍進を支える9人の作家に焦点をあて、絵本原画とその制作過程のスケッチなど約200点を展示する。
出品作家は、1990年代から絵本の世界で活躍し、日本でも親しまれているイ・ヨンギョン、ハン・ビョンホ、キム・ドンソン、キム・ジェホンから、現代の国際的な活躍を牽引する作家たち、またその活躍が知られていながら日本では未翻訳のパク・チョルミン、ソ・ヒョン、イ・ギフンまで、韓国発の絵本の世界の最新の見取り図を紹介する。