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白井美穂 森の空き地

23/12/16(土)~24/2/25(日)

府中市美術館

メディアを自在に横断し旺盛に制作を続ける、白井美穂の美術館初個展。
1990年代前半に発表された貴重な立体作品を約30年ぶりに展示。
2000年代に入って華麗に展開する絵画を中心に、映像やオブジェを交えて構成し、知られざる巨人の全貌を明らかにする。
白井美穂の作品にある洗練された造形と、意味を複雑に重ねて提示する深い思考は、35年以上のあいだ驚異的な質を維持している。
バブル経済が終焉に向かう1980年代末から90年代に白井は、社会的慣習や風俗を巧みに引用、流用し、家具や結界など既製品を用いて華麗で大胆なインスタレーションを展開した。艶やかな黒色や反射する硬質な物質の使用が特徴で、また写真も印象的に使われている。
平成のただなかにあった2000年代半ば以降は、ピンクや水色といった明るい色が登場し、布や糸など柔らかい素材が用いられ、また絵画が中心的役割を果たすようになる。錬金術書の挿絵や物語からとったイメージに、宇宙や生命の循環への思索が織り込まれる。
「白井美穂 森の空地」展では、貴重な初期作品を再構成し、最新作とあわせて展示する。

開催情報

ジャンル
美術館

10:00〜17:00
月曜日(1月8日、2月12日は開館)、12月29日(金)~1月3日(水)、1月9日(火)、2月13日(火)休館

※入館は閉館の30分前まで

料金

一般 00円(560円)
高校・大学生350円(280円)
小・中学生150円(120円)

※「白井美穂 森の空き地」展観覧料金で常設展もご覧いただけます。
※(  )内は20名以上の団体料金。
※府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」提示で無料。
※未就学児は無料。
※障害者手帳(ミライロID可)をお持ちの方と付き添いの方1名は無料。
※最新の開館状況については、当館ウェブサイト、またはハローダイヤル等にてご確認ください。

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