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アブソリュート・チェアーズ

24/2/17(土)~24/5/12(日)

埼玉県立近代美術館

宮永愛子《waiting for awakening -chair-》2017 写真:木奥恵三 ©️MIYANAGA Aiko Courtesy of Mizuma Art Gallery 「宮永愛子:漕法」展示風景(高松市美術館、2019)

開館当初からデザイン椅子の名品を館内に設置してきた「椅子の美術館」が、従来のデザイン椅子展とは異なる新しい視点から「椅子」というテーマに挑む。
椅子は多くのデザイナーや建築家の創造性を刺激する絶対的なテーマであると同時に、アーティストにとっても魅力的なモチーフとなってきた。玉座のように権威の象徴となることもあれば、車椅子のように身体の補助となることもあり、電気椅子のように死や暴力とも無縁ではない椅子。また、私たちが椅子に座って向き合えば、そこには関係が生まれる。この上なく身近でありながら、社会や身体との密接な関わりの中で幅広い意味や象徴性をまとった椅子は、まさに究極の日用品と言えるだろう。
アーティストたちは椅子のもつ意味をとらえ、作品を通じて社会の中の不和や矛盾、個人的な記憶や他者との関係性などを浮かび上がらせてきた。アートのなかの椅子は、日常で使う椅子にはない極端なあり方、逸脱したあり方によって、私たちの思考に揺さぶりをかける。
本展覧会は、主に戦後から現代までの美術作品における椅子の表現に着目するもの。椅子をめぐる国内外の平面・立体・映像作品約70点を紹介し、アートのなかの椅子の機能や含意を読み解く。

開催情報

ジャンル
美術館

10:00~17:30
月曜日休館(ただし、4月29日、5月6日は開館)

※入館は閉館の30分前まで

料金

一般1300円(1040円)
大高生1040円(830円)

※( ) 内は20名以上の団体料金
※中学生以下は無料
※障害者手帳等をご提示の方 (付き添いの方1名を含む) は無料
※企画展観覧券(ぐるっとパスを除く)をお持ちの方は、併せてMOMASコレクション (1階展示室) もご覧いただけます。

出品作家

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