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林智子展「そして、世界は泥である」

24/3/30(土)~24/6/9(日)

京都芸術センター

京都に拠点を置くアーティストの林智子は、京都の芸術系大学で染織を学んだ後、ロンドンに渡り、先端的なテクノロジーを援用しながら、人と人との間に生じる感覚やコミュニケーションをテーマにする作品を制作してきた。その後、アイルランドやスコットランドなどでの滞在を経て京都に戻った林は、豊かな自然と歴史に触れ、人の内なる自然と外に広がる自然とのつながりに意識を向けるようになる。
イタリアの詩人ジャコモ・レオパルディの言葉を展覧会名に冠する本展は、林のこうした関心に根差すものだ。細かな粒子の夥しい集合が水気によって結び付けられた泥は、特定のかたちを持つことはない。それは濁り、汚れたものと見なされる一方で、生命を育むこともある。
そして、世界は泥である。本展で林は、世界を個と全体が有機的に結びつき、生命を循環させる運動と捉え、その中での私たちの生の在り方を思考する。私たちの内なる自然と外なる自然はどのように共鳴しているのか。本展では、社会的な秩序によって隠されている「形なきものの形」・「声なきものの声」と私たちが再び関係を取り結ぶことで、言語以前の感性を呼び覚ますことを試みる。

開催情報

ジャンル
ギャラリー

10:00~20:00
休館日未定

※会期中、設備メンテナンスに伴い、臨時休館日を設ける予定です。臨時休館日については決まり次第、公式ページでお知らせします。

料金

無料

出品作家

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