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平林孝央展 「静隠(せいおん)の大祝(ほうり)〜眠る森の聖域にて〜」

24/4/10(水)~24/4/27(土)

Gallery MUMON

平林孝央氏は、此岸と彼岸、過去と現在、夢と現実、人間と自然、世界の東西(南北)、少女と大人などこの世界に生まれる「境界」を発想の源に、その「境界」を取り巻く世界に思いを巡らせながら風景、自然、少女をモチーフとした作品を制作している。
作家はこの「境界」を様々なものが行き交う「交差点」とも捉えている。人間の体は日々、他の生命を摂取・排泄し、体の構成要素が日々更新されていくように、生命を構成する物質の流れは生物無生物を問わずに回っており、自身が動物、植物、自然現象などさまざまなものが行き交う空間の中心・宇宙の時間を内包した生命や物質の交差する場所に立ち、絶えず変化する世界の流れの一部である、という感覚を持ったとのことだ。
そのような思いを作品制作の動機として、世界とひとつである感覚やかつていた場所・これから行く場所の記憶、多様ないのちの往来の物語を描き出す。
人知や時間を超えた世界の本質を垣間見ることができ、見る人の想像力を掻き立てるような世界を描きたいと制作している。
今回の展示では現実世界を抜け出した心の安寧の世界が描かれる。
美しい花々など自然の中に描かれる少女は様々な境界を行き来する「いのち」の象徴であり、この少女もまた子供と大人の間の過渡期となる「境界」にいる存在だ。
少女たちは鑑賞者を平穏な安らぎのいのちのふるさとへ誘うことだろう。

開催情報

ジャンル
ギャラリー

11:00~19:00
日曜日、月曜日、展示替え期間休廊

料金

無料

出品作家

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