張諒太展「白い古都の路地譚」
24/4/23(火)~24/4/28(日)
KUNST ARZT
Ancient Mikines 2023 単色木版画、プレス機刷り イメージサイズ、70×180cm
KUNST ARZTでは、昨年に続き2度目となる張諒太の個展を開催する。
張諒太は、劇画調に彫り描く木版画を通して、異文化を考察するアーティストだ。
今年の新鋭選抜展の出品作である、現存する古代ギリシャ文化の遺構を取り込んだ横幅180㎝のダイナミックなパノラマ木版画「Ancient Mikines」は、歴史的人工石造物と劇画調木版画との対比が、動的エネルギーを生み出していた。
本展は、クロアチアでのリサーチを通して、古都の街路で白い石壁を伝いながら見上げる視点を軸に、その場で感じた色彩も取り入れた作品群で構成される。