特別展 大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ ~絵画をめぐって~
24/6/25(火)~24/8/12(月)
大倉集古館

「私の探求や知的生産の根底の秘密は、絶え間ない絵画実践のなかにあるのです。」※
フランスを拠点に活動した建築家ル・コルビュジエ(1887~1965)は、7か国にある17資産がユネスコの世界文化遺産に登録されるなど、20 世紀を代表する重要な建築家として高く評価されているが、同時に数多くの美術作品を残したアーティストとしても知られている。
本展では、世界有数の所蔵作品をもつ大成建設ル・コルビュジエ・コレクションの中から約 130 点の作品を展示することで、ル・コルビュジエの美術作家としての側面をご紹介する。本コレクションの素描やパピエ・コレ作品がまとまって公開
されるのはおよそ 30 年ぶりのことだ。本展をご覧いただくことで、建築を含めたル・コルビュジエのすべての創作活動の根底にあった、彼の絵画への情熱に気づいていただけることと思う。
※(”Le Corbusier Lui Même”(『ル・コルビュジエ みずから語る生涯』 P250)