Gallery selection
24/7/4(木)~24/8/21(水)
ギャラリー小柳
Mark Manders, Day Scene, 2023 Photo: Peter Cox
本展では、日本初公開となるマーク・マンダースの新着作品をはじめ、その他にNASAの探査船が撮影した火星の画像を素材とするトーマス・ルフの「ma.r.s」、杉本博司が映画1本分の時間を1枚の写真に収めた「劇場」、ユアサエボシが本年3月に国立西洋美術館で発表した抽象画を展観する。
マーク・マンダースの新着の彫刻作品には、頭部の断面の背後に、青に近い緑色の塗料が使われている。マンダースは、それを言葉では定義できない色として、時に自作のFake Newspapers(架空の新聞)と組み合わせ、時に空や海などの風景として作品に登場させている。本作ではタイトル《Day Scene》にもあるように、日中の空の色を表しているのかもしれない。