十時 孝好 展 −アトリエの壁と壁の間の独り言−
24/7/31(水)~24/8/5(月)
大阪タカシマヤ

十時先生は1948年福岡県柳川市に生まれ、1977年に東京藝術大学大学院美術研究科を修了した。観るものが見つめられているかのような、激しい筆致による擬人化されたウサギと、空気をも一変させる荒々しい鑿遣いの、その木彫。生々しくも彼らは威厳に満ち、高い精神性が宿っている。富士山を仰ぎ見ることのできるアトリエで、周辺から集めた素材を使いながら生み出された作品の数々を、ぜひともご高覧いただきたい。