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企画展 ハニワと土偶の近代

24/10/1(火)~24/12/22(日)

東京国立近代美術館

出土遺物を美的に愛でる視点はいつから芽生え、一体いつから出土遺物は美術作品のなかに登場するようになったのだろうか。戦後、岡本太郎やイサム・ノグチによって、それまで考古学の資料として扱われていた出土遺物の美的な価値が「発見」されたというエピソードはもはや伝説化している。「縄文vs.弥生」というきわめて分かりやすい二項対立の語りは、1950年代半ばに建築・美術にかかわる人々の間でいわゆる「伝統論争」に発展した。しかし、近代以降、地中から掘り出された遺物に着目した人物は彼ら二人にとどまらない。出土遺物は、美術に限らず、工芸、建築、写真、映画、演劇、文学、伝統芸能、思想、さらにはテレビ番組にいたるまで、幅広い領域で文化現象を巻き起こしてきた。
なぜ、出土遺物は一時期に集中して注目を浴びたのか、その評価はいかに広まったのか、作家たちが遺物の掘りおこしに熱中したのはなぜか——本展は美術を中心に、文化史の舞台に躍り出た「出土モチーフ」の系譜を、明治時代から現代にかけて追いかけつつ、ハニワや土器、土偶に向けられた視線の変遷を探る。歴史をひもとき、その複雑な機微を知ることで、私たちの足下に積み重なる文化的・社会的な「地層」が浮かびあがってくるだろう。

開催情報

ジャンル
美術館

10:00~17:00
月曜日 (ただし10月14日、11月4日は開館)、 10月15日(火)、 11月5日(火)休館

※金曜・土曜は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで

料金

一般1,800円(1,600円)
大学生1,200円(1,000円)
高校生700円(500円)

※( )内は20名以上の団体料金、ならびに前売券料金(販売期間:8月1日~9月30日)。いずれも消費税込。
※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。
※キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は、学生証・職員証の提示により団体料金でご鑑賞いただけます。
※本展の観覧料で入館当日に限り、所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)もご覧いただけます。
※東京国立近代美術館の窓口において、9月3日以降の開館日に限り前売券の販売をおこないます。(お得なチケット各種は販売しません。)
※当日券の窓口購入は混雑が予想されるため、事前のチケット購入がおすすめです。
※前売券やオンラインチケット・各種プレイガイドでのご購入方法は本展公式サイトをご確認ください。

出品作家

お問い合わせ

8:00~22:00

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