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レオ・レオーニと仲間たち

24/11/9(土)~25/1/13(月)

板橋区立美術館

レオ・レオーニ《製菓会社モッタ新聞広告 ミラノからヴェネツィアへ直行》 1935 年頃 板橋区立美術館蔵 (Gift of the Leo Lionni Family, 2021)

小さなさかなのお話『スイミー』、青と黄の抽象的な形がストーリーを織りなす物語『あおくんときいろちゃん』。 これらは、刊行から60年以上たってなお愛され続けるレオ・レオーニ (Leo Lionni 1910-1999) の絵本だ。レオーニは、20世紀のイタリアやアメリカにおいて、絵画、デザイン、絵本など多彩な分野で活躍した。本展は、レオーニの生涯にわたる制作活動と、影響関係にあったアーティストたちを併せて紹介するものである。
1910年にオランダで生まれ、幼少期から豊かなヨーロッパ文化を享受して成長したレオーニは、青年期にはイタリアでブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari 1907-1998)をはじめとする多くのアーティストや文化人と交流し、影響を与え合いった。1939年にアメリカへと渡り、アートディレクターとして活躍する一方、絵画の制作にも打ち込む。後半生はイタリアとアメリカを往来しながら画家、彫刻家、そして絵本作家として多数の作品を生みだした。
板橋区立美術館はレオーニ氏本人の協力により 1996年に日本初のレオ・レオーニ展を開催した。氏の逝去後はご遺族との交流は続き、それが2020年に開催した「だれも知らないレオ・レオーニ展」での多数の初公開作品の紹介に繋がった。また、後に約70点もの作品をご寄贈いただいる。同館にとって3度目のレオ・レオーニ展となる本展では、これまでの交流の積み重ねや長年にわたる調査研究を通して明らかになったレオーニの活動の全貌を、20世紀の文化史の大きな流れの中から検証する。

開催情報

ジャンル
美術館

9:30~17:00
月曜日(但し、1月13日(月曜日・祝日)は開館)、12月29日~1月3日休館

※入館は閉館の30分前まで

料金

一般650円
大・高生450円
小・中生200円

※土曜日は小中高校生は無料で観覧できます
※65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)
※同館でのお支払いは、現金のみです(ミュージアムショップ含む)。

出品作家

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