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須田悦弘展

24/11/30(土)~25/2/2(日)

渋谷区立松濤美術館

普段、道端で見かけるような草花や雑草。実は本物と見紛うほどに精巧に彫られた木彫作品だ。須田悦弘(1969~)は独学で木彫の技術を磨き、 朴(ほお)の木で様々な植物の彫刻を制作してきた。須田によって生み出される植物は全て実物大で、それらを思いがけない場所にさりげなく設置することで空間と作品が一体となり、独自の世界をつくりあげている。
本展は、東京都内の美術館では25年ぶりとなる須田悦弘の個展だ。今回、須田の初期作品やドローイング、近年取り組んでいる古美術品の欠損部分を木彫で補う補作の作品等をご覧いただくとともに、本展のための新作も公開する。
渋谷区立松濤美術館の建築は、「哲学の建築家」とも評される白井 晟一(1905~1983)によるもの。閑静な住宅街に位置する石造りのユニークな外観、入口の先には楕円形の吹き抜けがあり、そこに架かるブリッジからは池と噴水を見下ろすことができる。地下2階から2階まで螺旋階段で繋がり、高い天井と湾曲した壁面をもつ展示室や、ベルベットの壁布が張られ、絨毯敷きにゆったりとしたソファが置かれた展示室など、他にはない空間が来館者を迎える。
ここに須田の植物を配することでどのような作品となるのか。白井建築を舞台にした須田悦弘のインスタレーション作品としてもご期待いただきたい。

開催情報

ジャンル
美術館

10:00~18:00
月曜日(ただし、1月13日は開館)、12月29日(日)~1月3日(金)、1月14日(火)休館

※毎週金曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで

料金

一般1000円(800円)
大学生800円(640円)
高校生・60歳以上500円(400円)
小中学生100円(80円)
【リピーター割引】観覧日翌日以降の本展会期中、有料の入館券の半券と引き換えに、通常料金から2 割引きでご入館できます。なお、1枚の入館券につき、1回まで有効となります。

※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料
※土・日曜日及び祝休日は小中学生無料
※毎週金曜日は渋谷区民無料 
※障がい者及び付添の方1名は無料
●リピーター割引
観覧日翌日以降の本展会期中、 有料の入館券の半券と引き換えに、通常料金から2 割引きでご入館できます。なお、1枚の入館券につき、1回 まで有効となります。

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