武蔵野アール・ブリュット2024 きづきのつづき
24/12/6(金)~24/12/9(月)
武蔵野市立吉祥寺美術館

武蔵野アール・ブリュットは、平成29 年に市制施行70 周年記念事業としてスタートした。アール・ブリュットと聞くと障害者アートと思う方が多いかもしれない。アール・ブリュットとは「生(き)の芸術」と表される。私たちは武蔵野らしいアール・ブリュットを考えてきた。「生(き)の芸術」とは、美術の教育などを受けていない方が、誰を意識するでもなく、独自の発想と方法で制作したものすべてと考えている。障害のある方だけでない多様な人たちがアートを通じてつながる、それが武蔵野のアール・ブリュットなのである。
今年度は、アートが生活の一部となっている10名の作家たちの企画展を実施する。テーマは、『きづきのつづき』。人の営みは何かに「きづく」ことから始まる。みなさまにとって、ここが一つの「きづき」が生まれる場所になれればと思う。さて、その「つづき」はあるのだろうか? みなさまご自身でぜひ、観て感じて、確かめてもらえたい。