山姥切国広展―名匠の軌跡、名刀の誕生―
25/2/8(土)~25/3/23(日)
足利市立美術館

天正14年 (1586)、 足利領主 ・ 長尾顕長は、小田原の北条氏より、従属の証として、刀 「本作長義」を拝領した。それと同じ時期に、九州出身の刀工・国広は足利の地を訪れる。そこで、国広は顕長の持つ「本作長義」に出会います。この出会いにより、国広は 「本作長義」の写しとされる名刀「山姥切国広」を生み出した。
本展では、公益財団法人足利文化財団の 「山姥切国広」 取得を記念し、「山姥切国広」や徳川美術館所蔵の「本作長義」のほか、 国広ゆかりの刀剣や、足利長尾氏関連作品を紹介し、国広の足跡や名刀誕生の背景を紐解いていく。