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さいとうなおき展「Respawn地点」

25/2/28(金)~25/3/21(金)

Kaikai Kiki Gallery

©Naoki Saito

2025年2月28日より、さいとうなおきによる初の個展「Respawn地点」を開催する。
某人気カードゲームのイラストレーターであり、キャラクターデザイナー、そして自身のYoutubeチャンネルを通じて、64.3万人(2025年1月27日時点)の登録者に向けて絵を描くことのノウハウなどを発信しているさいとうなおき。
主にデジタルでの作画を行っていたが、2024年3月9日にYoutubeチャンネルで公開した動画「プロ絵師が、お店の壁に落書きしたらどうなる!?」をきっかけに、村上隆がアナログでの絵画制作を打診。そこから数日でカイカイキキギャラリーでの個展のコンセプトを打ち立てて、あっという間に1作目のアクリル絵画《SAMURAI GIRL 桜 -SAKURA-》が完成いたした。
完成した作品は、2024年3月に香港で開催された「Art Basel Hong Kong 2024」で発表して、その後も「Taipei Dangdai 2024」、「東京現代2024」、「Asia NOW 2024」等と国際的なアートフェアでの新作発表を続けていった。
さいとうなおきの作品は、彼の活躍の場のカードゲームやソーシャルゲームの文法に則ったもの。トレーディングカードの「縦10 対 横7.16」というフレーム内に人物の頭の先からつま先まで配置されていながら、そのキャラクターの頭の部分は大きいという人物配置/構図で、これまでの絵画の歴史には登場しなかった特殊な文法だ。これはさいとう曰く、自身がソーシャルゲームのイラストを数多手がけてきた中で生み出した、さいとう独自の特殊な構図であると言う。
今回の個展に向けて、さいとうは自身が2021年に発表したNFTの3連作「SAMURAI GIRL」シリーズを起点に、トレーディングカードのフレームを踏襲したアナログ絵画作品の制作を始めた。
加えて、円形や正方形のキャンバスを用いた作品も制作。最大サイズの円形作品では、アクリル画に金箔を組み合わせるなど、さらに新しい技法にも挑戦している。さいとうは制作の中で超高速でアナログ絵画の手法を飲み込み、それが次々と作品に反映されている。
今回の個展「Respawn地点」は、2024年3月からスタートして、カイカイキキギャラリーが参加するアートフェアを通じて少しずつお披露目してきたこの画期的なプロジェクトの最大の発表の機会となる。さいとうなおきが1年間取り組んできた新しいアナログ絵画の世界をどうぞご高覧いただきたい。

開催情報

ジャンル
ギャラリー

11:00〜19:00
日曜日・月曜日・祝日休廊

オープニングレセプション:2025年2月28日(金) 18:00〜20:00

料金

無料

出品作家

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