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妃たちのオーダーメイド セーヴル フランス宮廷の磁器 マダム・ポンパドゥール、マリー=アントワネット、マリー=ルイーズの愛した名窯

25/4/5(土)~25/6/8(日)

渋谷区立松濤美術館

西洋磁器は、中国磁器への憧れから化学的に開発され、18世紀に入り、マイセン窯で初めて焼成に成功した。そしてブルボン王朝が設立した王立セーヴル磁器製作所によって、真に西洋的な様式が創造されたといわれている。その設立にはポンパドゥール侯爵夫人とルイ15世が深く関わり、その後もフランス王室と帝室、共和国が運営を引き継いだ。
セーヴル磁器のデザインはマイセンをはじめヨーロッパ諸窯に多大な影響を与え、西洋磁器のスタイルの基盤となった。華麗な色彩を使って、当時流行のファッションを取り入れた小花文や花綱文をはじめ、鳥や人物、風景などを極めて絵画的な筆致で描いた作品群は、日本人がイメージする西洋磁器そのものといえるだろう。
欧米においては、西洋諸窯のなかでセーヴル窯が最高峰とも称されているにもかかわらず、日本ではその魅力に触れる機会はあまりなかった。これはもともと王侯貴族向けの注文生産であったために現存数が限られているためだ。しかしながら近年、日本でも優れたセーヴル磁器コレクションが確立されてきた。そこで本展では、国内コレクションにより、ルイ15世からナポレオン帝政時代を中心に、ポンパドゥール侯爵夫人、マリー=アントワネット王妃、ジョセフィーヌ皇后やマリー=ルイーズ皇后などの妃たちがこよなく愛したセーヴル磁器の魅力を紹介する。

開催情報

ジャンル
美術館

10:00~18:00
月曜日(ただし5月5日は開館)、4月29日(火)、5月7日(水)休館

※毎週金曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで

料金

一般800円(640円)
大学生640円(510円)
高校生・60歳以上400円(320円)
小中学生100円(80円)

※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料
※土・日曜日及び祝休日は小中学生無料
※毎週金曜日は渋谷区民無料 
※障がい者及び付添の方1名は無料

お問い合わせ

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