戦後日本画壇の風雲児 日本画家 横山操展
25/5/15(木)~25/7/6(日)
佐川美術館

新潟県西蒲原郡吉田町(現・燕市)に生まれた操は、画家を目指して14歳で上京し、デザイン会社で働く傍ら川端画学校で研鑽を積み、川端龍子主宰の青龍展に初出品初入選を果たす。しかし1940年に召集され中国各地を転戦したのちはシベリアに抑留され、復員したのは10年後だった。その後は青龍社を活動の中心として次々と作品を発表する。自らの生きる「今」を力強くダイナミックに描いた作品は、当時の日本画界に衝撃を与えた。
1962年に青龍社を脱退後は活躍の場を個展やグループ展に移し、意欲的に創作活動を続けた。この頃から日本画に受け継がれてきた伝統的な精神性や世界観を独自に解釈して作品を手掛け、画風に新たな展開をみせる。1966年からは大学教授に就任し、後進の指導にも情熱を注ぐようになるが、1971年に脳卒中で倒れ右半身不随となり、創作活動を再開する中で再び脳卒中に倒れ帰らぬ人となった。
操の画業はわずか20年だったが、その生涯は密度の濃い充実したものだった。本展では数多くの作品の中から、代表作を含めた約60点を展観する。また、これまで公開される機会が少なかった作品によって画家の知られざる一面も明らかにしながら、戦後日本画壇において極めて個性的存在を示した操の短くも濃密な画業に迫る。
開催情報
- ジャンル
- 美術館
9:30〜17:00(日時指定予約制)
月曜日(祝日に当たる場合はその翌日)、12月30日~1月3日休館
※入館は閉館の30分前まで
料金
一般1,300円
高大生900円(要学生証)
中学生以下無料(要保護者同伴)
障害者手帳をお持ちの方(付添者も1名のみ)無料(要手帳提示)
※学生証や障害者手帳など、証明できるものを必ずご提示ください。ご提示いただけない場合は、一般料金での対応になります。
※学生料金や無料枠でご予約された方は、入館の際に証明できるものをご提示ください。(各種招待券や無料観覧券をお持ちの方も、それぞれのチケットをご提示ください。)ご提示いただけない場合は、一般料金での対応になります。
※電話や美術館窓口でのご予約はできません。
※本料金で「常設展」もご覧いただけます。
※会場の混雑状況によっては、入場までお待ちいただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※入場開始直後は混雑が予想されます。指定の時間枠内であれば、いつでもご入場いただけますので、時間内の分散入場にご協力ください。
※チケットの予約変更を希望される場合は、一旦予約サイトよりキャンセルをしていただき、改めてお申し込みください。
※チケットの払戻につきましては、システムの都合上、お時間がかかる場合がございます。ご予約時間の1時間前を過ぎますと払戻はできません。