戦後80年企画 衣服が語る戦争
25/7/16(水)~25/9/20(土)
文化学園服飾博物館

今年は第二次世界大戦が終結してから80年の節目の年。日清、日露戦争下の明治時代後期から昭和20年の終戦まで、約50年の間に起こった戦況や暮らしの変化は、人々の衣生活や着ることの意識を大きく変えていった。
本展では、戦勝への期待の中で作られた着物、物資不足の節約生活の中で着られたもんぺや国民服、同時期の欧米のドレスやファッション誌、被服協會が調査のために収集したアジア各地の民族衣装などを展示し、戦争が衣服や人々の生活に及ぼした影響を考える。また終戦後の装いや、平和へのメッセージが込められた衣服なども紹介する。