再興第110回院展記念展 同人たちの出世作といま―無窮をめざして―
25/7/5(土)~25/7/27(日)
松坂屋美術館

今年9月、日本美術院による再興院展が110回展を開催することを記念し、「同人たちの出世作といまー無窮をめざしてー」を開催する。
大正2年(1913)岡倉天心が逝去し、その遺志をついだ横山大観らにより、天心の一周忌にあたる翌年9月2日、谷中に再建した研究所で日本美術院の開院式を行った。それまでの流派、徒弟教育に代わり体系的、総合的な近代美術教育や社会制度を導入して日本画の革新を目指した岡倉の理想を受け継いだ。要綱では「日本美術院は芸術の自由研究を主とす、故に教師なし先輩あり、教習なし研究あり」と宣言し、自由主義を謳い、在野精神を尊び、今日まで続いている。
本展では大観と日本美術院の理事長を務めた5名の同人の遺作に加え、現同人37名の出世作と新作又は近作を併せて紹介する。それぞれの転機となる同人推挙前の意欲溢れる出世作と新作(近作)を並べて展観することで、現代にふさわしい日本画を模索すべく、日々邁進する日本美術院の「今」を初会する。
開催情報
- ジャンル
- 工芸/陶芸
10:00~18:00
会期中無休
※入館は閉館の30分前まで
料金
一般1,000円(800円)
高・大生800円(600円)
※中学生以下無料
※( )内は前売・優待料金
※障がい者手帳(身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳)、小児慢性疾患手帳、被爆者健康手帳、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、デジタル障害者手帳「ミライロID」をご提示の方、およびその介添えのための同伴者1名様まで無料でご入館いただけます。
※その他各種ご優待の案内に関しては、松坂屋美術館HPにてご確認ください。