美の力 日本近代絵画の至宝展
25/7/2(水)~25/7/15(火)
松坂屋名古屋店 美術画廊

梅原龍三郎「牡丹図」20号
この度、松坂屋名古屋店美術画廊では、日本の画壇の第一線で活躍した巨匠による第一回「美の力 日本近代絵画の至宝展」を開催いたします。
―二十世紀― このわずか百年の間のダイナミックな歴史の胎動が「近代」という新たな時代の枠組みを生み出し、我が国の文化に大きな変化をもたらしました。
西洋の影響に応じながら革新と変遷を繰り返し、この時代における稀代の画家たちが挑んだ近代絵画への憧憬と変革の歴史は、近代美術史に揺るがない足跡を残したといっても過言ではないでしょう。
日本人独自の視点と感性を反映し、社会に媚びることなく自らの存在を確立した作品の数々は、時代を経ても今なお多くの人々に感銘を与え続けるまさに『至宝』であり、芸術の精華として次の時代に受け継がれることを期待しております。
近代美術の創造と発展に心魂を傾けられた諸先生の華々しい画業の一端ではございますが、ぜひこの機会にご来廊賜りますようご案内申しあげます。
令和7年7月
松坂屋名古屋店 美術画廊
*本展における日本の近代絵画の『至宝』とは、美術界で偉業を残した作家の優れた作品を指します。これらは、独自の画境を開拓した作家の清新で創意に満ちた芸術作品であり、時代を経てもなお多くの人々に感銘を与え続け、まさに至宝と言うに相応しい作品であると私たちは考えています。