中村萌「connect connect」
25/8/19(火)~25/9/28(日)
ポーラ ミュージアム アネックス

(左): 「Haze」 2025年 楠、油彩 H118x60x57cm (中央): 「Drift」 2025年 楠、油彩 H67x35x31cm (右): 「Still」2025年 楠、油彩 H52x23x23cm
ポーラ ミュージアム アネックス(東京・中央区銀座)では、国内外で活躍する美術家 中村萌の4年ぶりとなる展覧会「connect connect」を開催する。中村萌は 2012 年に女子美術大学大学院美術研究科美術専攻を修了後、国内外で個展を開催し、数多くのグループ展にも参加するなど、海外でも注目されている美術家だ。中村は主に楠の丸太を用いて、心にひそむ姿かたちや、遠い記憶のかけら、植物や自然などをモチーフにした作品を制作している。繊細な表情と静かな佇まいが、作品に独自の生命観をもたらし、素材の温かみが見る人の記憶を呼び起こして、どこか懐かしい感情を誘う。
本展「connect connect」では、作品や心 、記憶と未来など、さまざまな繋がりをテーマに、新作を含む木彫と平面作品、合計約10点を展示する。コロナ禍を経て人々の繋がりが大きく変化し、コミュニティや人間関係の大切さが改めて見直されるなか、作品を通じて「自身の中の繋がり」を見つめ直すきっかけとなるような展覧会である。
【同時開催情報】 ギャラリー椿(東京・中央区京橋)にて8月19日(火)から9月13日(土)まで「whisper whisper」を開催
※詳細情報は、ギャラリー椿 公式サイト( https://www.gallery-tsubaki.net/gt/ )をご確認ください。