自然と魂 利根山光人の旅 異文化にみた畏敬と創造
25/9/13(土)~25/11/9(日)
世田谷美術館

利根山光人《フィエスタ》1977年、油彩・キャンバス、一般社団法人アルテトネヤマ蔵
利根山光人(1921-1994)は茨城県に生まれ、長く世田谷区にアトリエを構えた画家で、本展は同館では30年ぶりの回顧展。利根山はメキシコとの関わりで紹介されることの多い作家だが、このたび、約5年間にわたりアトリエに遺された厖大な版画やスケッチ、コラージュなどの作品群を調査するなかで、メキシコのみならずインドや中国、中東や欧米、そして日本各地の祭り、とりわけ古墳や遺跡に関心を寄せ、世界中に創作のイメージを求める姿があらためて浮かび上がってきた。遺された作品に向き合うと、まるで時空を超えた旅をしているかのような感覚を味わうことができる。
本展では、油彩約50点、版画約60点のほか、スケッチ約100点に加え、マヤ、アステカ遺跡の拓本やメキシコの蒐集品、記録写真など、総数250点を超える作品、資料で、多彩な利根山光人の仕事を紹介する。あふれるバイタリティと、自由で旺盛な好奇心で力強く歩みつづけた、利根山の創作の軌跡を辿る。
開催情報
- ジャンル
- 美術館
10:00~18:00
月曜日休館(9月15日(月・祝)、10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)は開館。9月16日(火)、10月14日(火)、11月4日(火)は休館)
※入館は閉館の30分前まで
料金
一般 1400(1200)円
65歳以上 1200(1000)円
大高生 800(600)円
中小生 500(300)円
未就学児は無料
※()内は20名以上の団体料金。団体観覧をご希望の方は、事前に電話でお問い合わせください。
※障害者の方は500円。ただし小中高大専門学校生の障害者の方は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
※高校生、大学生、専門学校生、65歳以上の方、各種手帳をお持ちの方は、証明できるものをご提示ください。