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新館開館一周年記念 「数寄者」の現代―即翁と杉本博司、その伝統と創造

25/10/4(土)~25/12/14(日)

荏原 畠山美術館

同館コレクションと現代美術作家 杉本博司の作品およびそのコレクションで構成する本展は、日本の文化と美術を換骨奪胎し、その中に新しい光を差し入れる、そのような杉本博司の新作を含めた作品と同館のコレクションとのセッションをとおして、数寄の精神と茶の美とは何か?を問う試みになる。
新館の基本設計を担当した新素材研究所を主宰する杉本博司が、その設計空間の趣旨を生かし、新空間に相応しい新作品およびそのコレクションを世界の美術館関係者および美術愛好者に向けて発信する機会となることも期待している。
同館の創設者、即翁 畠山一清は近代数寄者の最後世代にあたり、晩年には自身の茶道具コレクションを最高の状態で皆とともに鑑賞する「場」にこだわり、同美術館の本館を構想した。そこに貫かれた姿勢や込められた想いと、現代の「数寄者」とも呼ぶべき 杉本博司の芸術をとおして数寄の在りかを探る機会にしたいと思う。

現代に「数寄」は可能か?  杉本博司
その昔、利休の頃、茶室は囲うと言われた。造るのではない。簡素な材で場を囲い、雨露を凌ぐ屋根を架ける、侘び茶の精神だ。私はこの荏原 畠山美術館新館を、設計者として大きなコンクリートの壁で囲った。現代の茶室と思いなして。
この囲いの中で私の集め、また作った茶道具を披露することになった。こんな作家冥利に尽きることはない。自画自賛だ。

前期:10月4日(土)―11月9日(日)
後期:11月12日(水)―12月14日(日)

開催情報

ジャンル
美術館

10:00~16:30
月曜日休館(祝日の場合は開館、翌日が休館。ただし、11月11日(火)は展示替えのため休館)

※入館は閉館の30分前まで

料金

<オンラインチケット料金>
一般:1,300円
学生(高校生以上):900円

<当日チケット料金>
一般: 1,500円(1,300円)
学生(高校生以上): 1,000円(900円)

※中学生以下無料(ただし、保護者の同伴が必要です)
※(   )は20名以上の団体料金
※障がい者手帳をお持ちの方と、その介護者各1名は無料
※支払い方法を完全キャッシュレスに移行。現金での支払い不可。

出品作家

杉本博司

ほか

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