博物館に初もうで　午―神と人をつなぐ祈りのかたち―

干支をテーマにした特集展示や、長谷川等伯筆 国宝「松林図屛風」（1月1日（木・祝）～1月12日（月・祝） 本館2室にて展示）をはじめ、本館、東洋館の各展示室で、新年の訪れを祝して吉祥作品や名品の数々を展示する。
また、同館アンバサダーであり、世界的に活躍する日本画家・千住 博氏より、新作《ウォーターフォール》をご寄贈いただくことになり、1月1日〜1月12日まで本館大階段上にて特別に展示する。1月1・2・3日には本館前ステージでは和太鼓、獅子舞、吟剣詩舞など、新春限定の企画も開催する。
新たな年のスタートは、ぜひ東京国立博物館で迎えよう。

特集　博物館に初もうで　午―神と人をつなぐ祈りのかたち―
令和8年（2026）は午年。人の意を汲み機動力に富む馬は、軍事や運搬、交通、農耕など多方面において欠かせない人間の良きパートナーだった。特に日本にもたらされてからは王や武人の権力の象徴となったことから、きらびやかな馬具で飾られたり、戦勝祈願として神への供物になった。
本特集では、神仏への祈りを捧げる際にあらわれた華やかな馬の姿を紹介します。人と馬の深い絆について想いを馳せてほしい。