ジャッド|マーファ展
26/2/15(日)~26/6/7(日)
ワタリウム美術館
1971年、ジャッドは初めてマーファを訪れた。以降、町中の既存の建物を、自身の生活と制作のためのスペースへと作り変えていった。これはジャッドの「作品にとって作品を取り囲む空間は決定的に重要である」という 信念の実践であった。1986年には、大規模な作品の恒久展示を目的とした独立した非営利施設として、チナティ財団を設立した。チナティにおいてジャッドが意図したのは、アート、建築、土地を融合、調和させることだった 。
マーファにある建物には、ジャッドの作品と家具に加え、他のアーティストの作品やデザイナーの家具も 設置されており、ジャッドのアートと建築の関係性への理解を見ることができる。既存の構造物に対するアプローチ 、アメリカ南西部の土着的な建築の要素と歴史的なコンテキストへの敬意をもって、ジャッドは彼の作品において、空間、プロポーション、素材の重要性に対するアイデアを展開させていった。
作品に適した場所を実現し、作品の制作・展示・設置と生活を共存させること。本展は、ドローイング 、図面、写真、地図などを通して、空間に対するジャッドの哲学と実践を紹介する。

