特別展 神仏の山 吉野・大峯 ―蔵王権現に捧げた祈りと美―
26/4/10(金)~26/6/7(日)
奈良国立博物館
神々や仙人が住まう、神秘的で謎めいた場所として崇められてきた吉野。吉野から和歌山の熊野へと至る大おお峯みねの険しい山々は、山岳修行はじまりの地とされ、古来人々は特別な力や悟りを得ようと大自然の中に身を投じてきた。とくに吉野から大峯の山上ヶ岳は、金を秘める霊山「金峯山」と呼ばれ、平安時代には藤原道長ら都の貴族や天皇がこぞって参詣した。さらに南北朝時代になると後醍醐天皇が山内に政治の拠点を置いたように、各時代を通じて特別な場所でありつづけた。
近年、道長が自ら書写して金峯山に埋納した紺紙金字経の断簡が金峯山寺で大量に発見され、大きな注目を集めた。1000年以上も前に、道長が金峯山独自の尊格・蔵王権現に捧げたというこの経巻を本来の姿に復元すべく、目下保存修理が進められている。
本展では、道長自筆の国宝・紺紙金字経を修理後初公開するとともに、山岳修行の祖・役行者像や蔵王権現像、曼荼羅や鏡像、人々が祈りを捧げた神像や仏像など、自然と神仏への信仰が一体となって生み出されたこの地域ならではの宝物を一堂に展観する。
山が連なる大自然、そこに神と仏が宿り、やがては修験道の聖地、そして桜の名所ともなった吉野・大峯。本展はその歴史と魅力を余すところなく紹介する展覧会だ。
※会期中、一部の作品は展示替えを行う。
前期展示:4月10日(金)~5月10日(日)
後期展示:5月12日(火)~6月7日(日)
開催情報
- ジャンル
- 美術館
9:30〜17:00
月曜日休館(ただし4月27日(月)、5月4日(月・祝)は開館)
※入館は閉館の30分前まで
※展示作品、会期等については、今後の諸事情により変更する場合があります。
料金
【前売・団体】
一般1,800円
高大生1,300円
【当日】
一般2,000円
高大生1,500円
※中学生以下無料。
※団体は20名以上。
※高大生の方は、入館の際に学生証または年齢の確認できるものをご提示ください。
※無料観覧対象の方は、入館の際に各種証明書をご提示ください。
※障害者手帳またはミライロID(スマートフォン向け障害者手帳アプリ)をお持ちの方(介護者1名を含む)、奈良博メンバーシップカード会員の方(1回目及び2回目の観覧)、賛助会会員(奈良博、東博[旧シルバー会員・ブロンズ会員を除く]、九博)、清風会会員(京博)、特別支援者は無料。
※本展の観覧券で、名品展(仏像館・青銅器館)もご覧になれます。
※奈良国立博物館キャンパスメンバーズ会員(学生)の方は400円、同(教職員)の方は1,900円で当日券をお求めいただけます。観覧券売場にて学生証または職員証をご提示ください。
※その他チケットの詳細は公式サイトをご覧ください。

