開館85周年記念特別展 光琳派 国宝『燕子花図屏風』と尾形光琳のフォロワーたち
26/4/11(土)~26/5/10(日)
根津美術館
日本の絵画史上にそのデザイン性の高い画風で大きな足跡を残す「琳派」は、俵屋宗達(生没年不詳)から尾形光琳(1658〜1716)、さらに酒井抱一(1761〜1829)へと、時代の異なる画家の先人に対する憧れによって画風が継承され、形づくられたと説明される。しかし琳派の美術は、この3人だけで生み出されたわけではない。
国宝「燕子花図屏風」の作者である尾形光琳には、直接あるいは間接に連なるフォロワーたちがいた。中でも高い画技で師の制作をサポートした渡辺始興、兄・光琳との協働でデザイン性に富む作品を作り出した陶芸家の乾山は著名だ。しかし同じく光琳の弟子である深江芦舟、あるいは乾山に学び「光琳三世」ともみなされた立林何帠になると、その作品に触れる機会は極めて稀である。
本展では、アメリカ・クリーブランド美術館からの里帰り作品もふくめ、知られざる「光琳派」の全貌を展観し、琳派の歴史に新しい光を当てる。

