大正イマジュリィの世界
26/7/3(金)~26/8/30(日)
八王子市夢美術館
イマジュリィ(imagerie)とはイメージ図像を表すフランス語で、本展では本の装幀や挿絵、ポスター、絵はがき、広告、マンガ、写真など、大衆性の高い印刷物や版画の総称として用いている。
明治時代〜大正時代は、出版文化が急速に発展した時代であった。西洋式の新しい印刷技術が導入され、書物の装幀は旧来の和装本から洋装本へと変化し、多様なマスメディアが登場した。そうした時代背景の中で、藤島武二、橋口五葉、竹久夢二ら新しい表現方法を模索していた画家たちが、アール・ヌーヴォーやアール・デコなど洗練された様式を取り入れ、当時のイマジュリィを華やかに彩っていったのだ。
本展では、明治時代以降の日本における書物のよそおいや印刷技術の変化に目を向けながら、書籍、雑誌や楽譜、広告など多種多様な大正イマジュリィの世界を紹介する。時には可憐に、時には妖艶に、変幻自在なイマジュリィの数々を楽しんでほしい。

