言葉と筆をつなぐもの
18/3/13(火)~18/6/3(日)
相田みつを美術館

「詩を作る時は詩を作ることだけ。書を書く時は書を書くことだけ。」それが相田みつをの流儀だ。まず詩が先、書はその後。一遍の詩が生み出されるまでには、推敲を重ねる長い時間が必要となる。ようやく詩が完成した後に、初めて筆をとるのである。そして、今度は納得のいく書が書けるまで、一日で書き損じが山となるくらい書き込む。その繰り返しの日々が続く。詩と書は完全な分業である。では、どうして、詩を書にしたのだろうか?本展は、言葉と書という二つの世界に生きた相田みつを独自の創作スタイルを改めて紹介する。