かなの美展「やまとうたの風趣」
18/4/28(土)~18/8/26(日)
大田区立熊谷恒子記念館
昭和期に活躍したかな書家・熊谷恒子は、書道家としての人生のほとんどを東京・南馬込にある自邸(現・熊谷恒子記念館)で過ごした。自邸に残されている多くの貴重資料から、恒子の書家としての活躍を知ることができる。本展では、平安時代の王朝貴族が詠った歌を書で表現した作品を展示。『古今和歌集』の序文を書いた巻子《やまとうたは》(昭和10年頃)や《ちはやぶる『古今和歌集』》(昭和32年)、《いそのさき『万葉集』》などで、恒子の雅やかな書の世界を堪能できる。