日本イラン関係から見たイラン近現代建築
18/4/10(火)~18/5/6(日)
建築倉庫ミュージアム

イラン(ペルシャ)と日本の関係はシルクロードを介し古代から始まるが、建築・都市計画分野においては明治期から交流がスタートする。とりわけ20世紀後半のパハラヴィー国王時代は、日本から丹下健三氏、磯崎新氏を筆頭とする多くの建築家がこの国で仕事をこなした。一方、イラン人建築家の活躍も目覚ましく、2000年代に入って我国を始めとして多くの国で斬新なデザインを展開している。本展は、イスラーム革命(1979)を経た今日の視点から、世界で注目されつつあるイランの近現代建築を概観し、「テヘラン新都心計画」など日本人建築家のプロジェクトを含めて、同時代の図面資料や模型を集め展示するものである。