夏の所蔵品展 いきもの図鑑
18/7/7(土)~18/9/2(日)
平塚市美術館
工藤甲人《愉しき仲間(二)》1951年
人間は、はるか昔から、いきものと深くかかわりながら生活してきた。美術全集をひもとけば、いちばん始めにフランスのラスコー洞窟やスペインのアルタミラ洞窟の壁画が紹介されている。そこにはいきいきとした動物の姿が描き出されており、人間が古来より動物に関心を寄せてきたことが分かる。以降、洋の東西を問わず、いきものは創作者のインスピレーションの源であり続け、多くの造形表現がなされてきた。この展覧会は、金魚をモチーフとする深堀隆介展との同時開催を受けて、平塚市美術館が所蔵する作品の中から、いきものを描いた絵画や彫刻作品を紹介。19~20世紀の作家たちのいきものを見つめるまなざしの多様性や自然界と人とのさまざまなかかわりを紹介する。