フィンランド陶芸 ―芸術家たちのユートピア
18/7/14(土)~18/9/6(木)
目黒区美術館
これまで日本では、おもにフィンランドのプロダクト・デザインが紹介され、作家による芸術作品については十分ではなかった。本展は、フィンランド陶芸の体系的な展示を日本で初めて試み、その黎明期から、最盛期ともいえる1950年代・60年代までを名作と共に辿る。本展は、フィンランド陶磁器やガラス作品の世界的コレクターであるキュオスティ・カッコネン氏のコレクションを中心に、「フィンランド陶芸の萌芽」「近隣諸国の影響を受けて」「フィンランド陶芸の確立」「フィンランド陶芸の展開」「プロダクト・デザイン」の5章によって構成。知られざるフィンランド陶芸の世界との出会いは、その源泉に触れ、そして奥深さを知る、またとない機会になるだろう。